【転職活動】辞めたきゃ辞めればいい

私は新卒で入社した会社を3年で退職しました。

結論として、退職という選択は良かったけど転職先が失敗でした。

 

 

 

仕事を辞めようか迷っている方

転職について迷っている方

の参考になる記事になればいいなと思います。

 

 

 

 

 

退職理由

私は新卒で介護施設を経営している会社へ入社しました。

私は学生時代に「栄養士」の資格を取得しており、施設で最期を迎える方々へ食事を通してなにかしたい!という思いを持って入社した当時の自分。

 

(仕事していくにつれてその思いは忘れていくのですが…笑)

 

夢と期待と大きな不安を抱えて入社したのですが結果的に退職することになります。

 

 

 

 

①残業が多い

残業が多かったです。

特に私の立場上、企画している仕事をする時間がなく残業続きの毎日で、忙しい時期は10時に出勤し、夜の23時まで作業していました。

(本来であれば休憩1時間、勤務8時間の計9時間なので4時間ほど残業していました)

月80時間ほどでした。

 

もちろん残業代はほとんど出ません。

 

同期と愚痴をこぼしながら作業していたけど、今思うとなんでずっとこんなに居残って作業していたんだろうって思います。

 

 

 

 

②責任が重すぎる

本当に責任が重すぎる。

夜勤があったのですが、命を預かる仕事なので一瞬たりとも気が抜けません。

夜勤は限られた人数で行うのですが、もし体調が悪くなった方がいたらどうしよう?

急に事故が起きたら?

 

何かあったら自分で何とかしなければいけません。

 

当たり前ですが人の命を預かる仕事は責任が伴います。

 

もし最悪のことがあれば訴えられる可能性だってあるわけです。 

 

 

そんなにも重い責任のわりに給料めちゃくちゃ安いです。

 

(これだから介護業界って人手不足が解消されないんだよなあ)

 

 

 

 

 

③特殊な職業ならではの悩み

私は特養に配属になって2年後に会社が持つ高齢者向けのマンションへ異動になりました。

特養は基本的に入所したら最期までいる施設で、入る条件も厳しいので大半が自分の力で生活することが出来ず、何かしらの手伝いを必要とする方です。入所されている方の中には状態が悪い方も多いです。

 

なので、働いている間に何人もの最期に立ち合いました。

2年で20人ほどでしょうか。普通に生きてきたらそんなに最期に立ち会うことってありませんよね。悲しいけど、仕事やってられないので気持ちだけでも切り替えができるようになってしまったんですよね。

 

 

その後異動したマンションに住んでいた方の最期に立ち会った際にとある方の最期に立ち会い、他スタッフは涙を流していたのに涙の一滴も出ず、何も感じなくなってしまった自分に気づき、自分の心がおかしくなってしまったと感じて転職を決意しました。

 

 

 

 

 

 退職~転職活動

退職の流れ

介護職は実務期間が3年尚且つ、実務者研修という研修を受けると国家資格である介護福祉士の受験資格が得られます。

折角2年半頑張って働いたので受験資格が得られる3月末に退職することにしました。

 

働いていた会社はちょうど年2回のボーナス支給月に上司との面談があったのでそのタイミングでお世話になっている直属の上司2人に時間を頂いて退職の旨を話しました。

 

幸いにも良い上司に恵まれていたので今後の人生の励みになるような素敵な言葉をたくさんいただいてスムーズに退職の許可が下りました。

 

 

 

転職活動

転職活動は退職が決まってから行いました。

転職情報サイトやエージェントを利用して転職活動を行いました。

 

 

休みの日にスーツを着て活動していました。

 

仕事を選ぶ基準はあいまいで、とりあえず自分が興味持てそうで入社出来たらいいやーくらいの軽い気持ちでした。

 

 

事務、登録販売者(ドラックストア)、接客系、派遣などで探していました。

 

結局、2月くらいに販売系の企画開発兼販売員としてとある会社に内定を頂いて就活を終えました。

 

その会社で2年近く働いたのですが、聞いていた仕事内容と違っていたこと、接客が絶望的に合っていなかったことで退職してしまうのはまた別のタイミングでお話ししようかと思います(笑)

 

 

 

転職活動を終えて

 

辞めたいと思っているけど一歩が踏み出せない方、大丈夫です。

案外なんとかなります。

 

 

案外なんとかなるけどちゃんと将来のビジョンや自分の適性、仕事に対して重視する部分などをしっかり考えてから転職先を決めるようにしましょう。

 

 でなければまた同じことの繰り返しになるでしょう。